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Kingsman/キングスマン - 役者よし。脚本よし。音楽よし。アクションよし。全てがそろった映画!

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予告編を見たときからずっと楽しみにしてたキングスマンをやっと見に行くことができた。アーロンジョンソンが見たくて劇場に行った「キックアス」と同じマシューヴォーンの作品なのね。キックアスは面白いけど痛々しかったのを覚えてるけど、見に行った人の話を聞くとこちらも結構グロスな感じとか。予告編ではそんなの感じなかったのだけど。

007が生まれたイギリスにとってスパイ映画はお得意で、スパイ小道具やオフィス施設の発想は、SF映画よりも現実味があっておもしろい。映画に出てくるキャラも典型的なイギリス人ばかり。ちなみにコテコテのコックニー訛りのシーンが多く、ヒアリングはちょっと苦戦を強いられるんだけど。彼らのセリフもウィットに富んでて、繰り返し見て聞き取れなかった部分を理解したい。音楽もクール!アクションシーンも迫力あって本当にオススメ。

以前ロンドンに住んでた私にとっては、すべてが懐かしく思える映画。カウンシルフラットととして撮影に出てくるフラットエリアは以前に家探しで行ったことあるし、リージェントストリート界隈のスーツ仕立て屋がある辺りは今でもロンドンに行くたびに歩くところ。出てくるお兄チャンやオッサンは、ああ、こういう人ってよく見るイギリス人!という感じ。

主人公の若い彼は、タロンエガートンという新人さんのようで、すこし調べる限りでは過去に有名な作品に出演した様子もなく、どういっためぐりあわせでこの作品に出ることになったのか気になるところ。心優しい若者を好演してるし、実は多芸の器用な役者さんぽい。最近のUKのエンターテイメント業界も階級格差問題が騒がれているらしく、労働者階級出身や学歴の乏しい俳優にはチャンスが巡ってこないという話を聞いたことがあって、確かにエディレッドメインやトムヒドルストンなど上流階級の役者さんが幅を利かせてるのが現実。だからこそ、普通のバックグラウンドの彼のこれからの活躍が楽しみ!

ナイスなスマイルのタロン・エガートン <3

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