ダークなベルリン@トポグラフィーオブテラー 思ったことをランダムに。
ベルリンに恋に落ちてからはや数年。それでもまだ行っていないところがあるので、今回は近代史を知る観光として、トポグラフィーオブテラーとMemorial of the Berlin Wallに行くことにした。なんでこんな気分の上がらないところを選んだのか、自分でもよっぽどモノ好きだとは思うが、ダークな歴史を避けて通れないのはドイツの観光にはつきもの…。
トポグラフィーオブテラーは、ナチ時代の秘密警察跡地。そういえばゲシュタポって言葉、学校で勉強したっけ。もとあった建物は爆撃でなくなっており、その跡地にモダンな建物が作られていて、中が博物館になっている。無料で見学できます。
外には後にできたベルリンの壁が残されていて、パネルで写真と解説が設置されている。
顔が消えてしまってる人はもちろんヒトラー。
博物館としては割と単純な作りで、写真や資料のパネルが並んでいて、その横に英語とドイツ語の解説が書いてある。ただ、その写真はなかなか衝撃的で、処刑シーンや死体の写真がたくさんあるので見応えあり。
ゲシュタポの幹部などの説明もある。知識が乏しいせいか、私はこういうのを見ても個人的感情はなく「歴史の人」になってしまうんだけど、世界からここに来る人はどういう気持ちでここをあとにするのだろう?
入ったらすぐにミニシアターに行くといいと思います。中の見学の前に概要が分かるから。